膝の歪み・痛みの本当の原因は“膝”じゃない
カテゴリ: ブログ
公開日:2025年04月17日(木)
「歩くと膝が痛い」「階段の上り下りがつらい」「膝の位置がずれてる気がする」
そんな悩みを抱える方、実はとても多いんです。
でも、実はこの“膝”の問題、本当の原因は膝ではないことがほとんど。
「えっ、膝が痛いのに膝が悪いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、少しだけ読み進めてみてください。
■ 膝は「通り道」だった!?
膝関節は、股関節(腰に近い部分)と足関節(足首)に挟まれた中間地点です。
つまり、膝は「影響を受けやすい関節」であり、股関節や足首の動きが悪くなると、膝にそのしわ寄せが来るのです。
たとえば、
股関節が硬いと、膝に余計なねじれや負担がかかる
足首の柔軟性がないと、歩行やランジ動作で膝がグラつく
というように、上下の関節の不具合が“膝”を痛めてしまう原因になります。
■ 実は多い「股関節・足首が原因の膝痛」
膝痛を訴える方の多くは、以下のような特徴があります:
・お尻の筋肉(中殿筋など)が弱い
→ 骨盤が安定せず、膝が内側に入り込む(ニーイン)
・足首が硬い
→ 膝が無理に動いて、外側や内側にストレスがかかる
・足裏のアーチが崩れている(偏平足や過剰回内)
→ 膝の向きがずれて、変な負担がかかる
つまり、「膝が悪い」のではなく、膝を支えるべき周りの関節がうまく使えていないということです。
膝を守るには「膝以外」を見直しましょう!