日々の体調管理は呼吸から
こんにちは。
王子公園駅、摩耶駅近く水道筋商店街内にあります健康習慣ジムVIVA水道筋の佐藤です。
普段の呼吸は鼻呼吸になっておりますか?(運動時は別です。)
腹式呼吸が行えますか?
どちらも自然に行える方は多くありません。
体調を崩しやすい、肩や首の痛みやコリを抱えている、目眩や偏頭痛がひどい方で
上記2項目を改善することで不調の解消に繋がるかもしれません。
呼吸の吸う時のメインの筋肉は【横隔膜】で、呼吸時の7割を占める筋肉です。
しかし、姿勢が悪くなると横隔膜を使った呼吸が行いにくくなります。
そうすると肩や首周りの筋肉を使って、息を吸いやすくします。
ただ当然リスクも存在します。
呼吸は1日22,000〜24,000回すると言われ、肩や首周りの筋肉をその回数使い続けたらコリや痛みの原因になることもイメージがつくと思います。
また「呼吸=肺」のイメージですが、肺自体に筋肉はありません。
実は横隔膜をはじめとした筋肉の力を借りて、呼吸が成り立っております。
そして、その横隔膜が担う点は大きいのです。
ただ横隔膜が担うと言っても、呼吸の際にトレーニング時のように筋肉の伸び感や縮む感覚は感じられません。
なぜなら横隔膜に筋肉の力や長さを感じるセンサー(筋紡錘)が極端に少ないからです。
だから、横隔膜を使って正しく呼吸ができているのか?動作確認することができません。
その為、呼吸が乱れても気づくことが難しいのです。
では、どうするか?
先程の腹式呼吸を【仰向け姿勢】で行い、その際にお腹と胸がシンクロして呼吸ができるか確認します。
それぞれの手をお腹と胸に当てて、呼吸の際に動きを感じてみましょう。
腹式呼吸が苦手な方はお腹が膨らまず、胸部のみ膨らみ持ち上がります。
理想は息を吸う際にお腹が360°全体に膨らみ、その後胸部周辺が膨らみます。
そして、腹部と胸部が沈みながらしっかり吐き切ることです。
この呼吸が行えることで横隔膜が適切に働きます。
また横隔膜が働くことで自律神経に働きかけ、カラダの機能をスムーズにします。
他にも逆流性食道炎を予防する働きもあります。
これは食道が横隔膜を貫通している為、、横隔膜の収縮が逆流を防ぐ効果があると言われております。
まずは、仰向け姿勢で腹式呼吸を実践してみましょう。