腹式呼吸と体調管理
こんにちは。
王子公園駅、摩耶駅近く水道筋商店街内にあります健康習慣ジムVIVA水道筋の佐藤です。
天候の変動や屋内外の気温差など、常に環境に応じて体調を整えております。
その主を担っているのが、自律神経です。
自律神経は、一般的に自らコントロールできません。
そのコントロールはカラダの至る所にある感覚センサーを通して、脳内の視床下部という場所で自律神経のONとOFFの機能を担います。
そして自律神経は、交感神経と副交感神経に分かれており、簡易的に述べれば「交感神経は活動モード」、「副交感神経は休息モード」となります。
「交感神経=活動モード」と記載しましたが、カラダに対する違和感や危険を感知しても、防衛反応として交感神経にスイッチが入ります。
その為、この猛暑や天候の急変はカラダにとっては危険と認識することから、交感神経優位となります。
その時に睡眠不足や腸内環境の乱れ、お仕事や人間関係のストレスが強いとさらに交感神経が過剰に働き、
長期的に過剰状態が続くと、やがて体調不良や健康面を害するリスクが高くなります。
では、環境に順応させ、カラダを整えるにはどうするか?
その解決手段の1つが呼吸です。
腹式呼吸+鼻呼吸です。
呼吸は1日に約20,000〜22,000回しており、
平常時の呼吸は横隔膜という呼吸筋肉をメインで使います。
この横隔膜が自律神経のコントロールを受けていることから、腹式呼吸を行うことで副交感神経を活性化することができ、ONとOFFの切り替えをスムーズにすることが可能になります。
しかし、普段の呼吸が口呼吸が主になると、吸気時の横隔膜の働く割合はわずかとなり、反対に交感神経を優位にする側面も持っています。
まずは横隔膜を使用した腹式呼吸ができるようにすることが根本解決です。
腹式呼吸を習慣にするには、まず背中を床につけた仰向け姿勢からスタートすることをお勧めします。
なぜなら腹式呼吸によるお腹の動きを感じやすくなるからです。
膝を立てた仰向け姿勢になり、
①お腹を凹ませながら息を吐きます。
②お腹を膨らませながら息を吸います。
ともに5秒ずつ繰り返してみましょう。
腹式呼吸を習慣化にして、自律神経を整えて毎日を快適にしましょう。