心身の張りやコリを解消するには
こんにちは。
王子公園駅、摩耶駅近く、水道筋商店街内にあります健康習慣ジムVIVA水道筋の佐藤です。
季節の変わり目は、各種ストレッサーによって心身に影響を受けます。
ストレッサーに対して対応できるようにしておかないと、心身のハリやコリが増していき、やがて免疫力の低下、体調不良へ至ります。
その根本解決は、脳と腸のコンディションを整えることです。
脳と腸は、腸脳相関という呼び名があるように関係し合っております。
脳機能低下防止を考えて脳トレばかりしても、腸内環境が崩れていてはせっかくの防止策が無駄になってしまいます。
まず脳のコンディションであれば、運動がオススメです。
運動することで脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が活性化され、脳神経のコンディションを整えます。
以前は、ウォーキングなどの有酸素運動を行うことが推奨されておりましたが、最近は筋トレでも活性化されると言われております。
また運動そのものには、前頭葉といった記憶や感情コントロール、カラダを動かす、思考などの普段の生活に欠かせない役割を担う脳のエリアを刺激する効果もあります。
別の観点では、ドーパミンです。
運動をすることによってドーパミンが分泌されます。
それが高揚感や達成感を生み、心身の張りの解消やカラダの痛みを患っている方は、痛みの緩和にもなります。
腸を整える理由は、セロトニン分泌による心身のリラックスです。
腸と脳の両方で作られますが、メインは腸です。
鬱症状を患っている方は、セロトニンが全く作られていないと言われております。
つまり、腸内環境が崩れたり、便秘の方は、セロトニンが作られにくく、心身の不調を起こしやすいのです。
またセロトニンを経て、睡眠のホルモンであるメラトニンも作られます。
メラトニンが不足すれば、睡眠に影響を与えます。
睡眠不足は言わずもがな心身に大きな悪影響を与えます。
まずセロトニンを作るには腸内環境を整えることです。
その為に、水溶性の食物繊維を摂りましょう。
オクラやモロヘイヤ、里芋や山芋などのネバネバやとろみのある食べ物を摂ることが大切です。
他にも、咀嚼回数を増やすことや一定のリズムでの動作(歩くこと)、腹式呼吸は直接セロトニン分泌に効果的です。
季節の変わり目で体調管理が難しい方は、是非、腸と脳のコンディショニングに目を向けてみてください。